黄杞に含まれるアスチルビンおよびジヒドロフラボノールタキシフォリンによるアルドースレダクターゼおよびソルビトール蓄積の阻害
Haraguchi H, Ohmi I, Fukuda A, Tamura Y, Mizutani K, Tanaka O, Chou WH.
Biosci Biotechnol Biochem. 1997 Apr;61(4):651-4.
[概要(翻訳版)]
黄杞に含まれるジヒドロフラボノールタキシフォリンとその配糖体アスチルビンは、ラットの水晶体と組換え型ヒトアルドースレダクターゼを阻害した。 タキシフォリンはまた、ヒト赤血球におけるソルビトールの蓄積を阻害した。 さらに、このジヒドロフラボノールアグリコンは、高濃度のグルコースとインキュベートしたラットの水晶体の透明度を維持した。 これらのジヒドロフラボノールは、高血糖症の浸透圧ストレスを防ぐのに効果的と考えられる。
[原文:Linked PubMed®]
original:Inhibition of aldose reductase and sorbitol accumulation by astilbin and taxifolin dihydroflavonols in Engelhardtia chrysolepis.